賃貸物件探しで最も大切なこと

賃貸物件探しで最も大切なこと


賃貸物件探しで最も大切なこと
"分譲で物件を購入するよりも、今では賃貸を希望している人が多くなっており、需要が広がってきています。
つまり賃貸物件の数も一昔前よりも増え、私達にとって選べる範囲が広がってきているのです。通勤や通学などのことをしっかりと頭に入れて、交通の便利さを現地調査で確認しておきましょう。
自家用車やバスの利用のことを考えて渋滞状況の確認、そしてタクシーの数も確認しておくと良いでしょう。

賃貸物件の下見は、物件探しのスケジュールの中では最も大切な要素となります。
「わざわざ現地まで行くのは面倒臭い」と考えずに、自分の足を使って詳細を確認しておくことが大切です。
現地の物件調査は防犯の視点からもしっかりと確認をしておく必要があります。
夜間は昼間と全く異なる環境となりますので、現地調査は昼と夜二度見にいくことをオススメします。"




賃貸物件探しで最も大切なことブログ:23-4-19

終戦直後、
ぼくたち一家は、谷中の3軒長屋で暮らしていた。

詳しく言えば、
母と姉とぼくの3人で、
親父は南方戦線からまだ戻っていなかった。

当時の朝方食は、
どの家もたいてい芋粥だった。

お粥の部分は姉とぼくが食べ、
母はいつもサツマイモの部分を拾って食べていた。

まだ小さかったぼくは、
母はサツマイモが好きなのだと思っていた。

そして午後のご馳走は焼芋である。
外でチャンバラごっこをしていたぼくは、
今まさに新撰組と切り結んでいる最中に、
「やきいもー」という焼芋屋の声がする。

そうなるともう新撰組もない。
ぼくはあわてて家に駆け込み、
無駄でも「焼芋買ってくれ!」と母に頼むのであった。

サツマイモばかり食べている連日なのに、
なんでまた焼芋かと言えば、
ぼくたちが普段食べていたサツマイモは
「タイハク」とかいう水っぽいものなのだが、
焼芋屋の芋はホントに美味い「キントキ」だったのである。

そんなわけで、
姉とぼくはたまに焼芋にありつけるのだが、
母は決して焼芋を食べることはなかった。

いつも「焼芋は胸が焼ける」「今日は食欲不振」と言って、
焼芋にかぶりつくぼくたちを見てただ笑っているだけであった。

しばらくすると、
お米もちゃんと配給になり、
パンだって何時間も並べば買えるようになった。

やがて、親父も南方戦線から帰って来て
ぼくたちは長屋を引っ越し、サツマイモなど長屋時代の思い出は
遥か遠いものとなっていった。

姉とぼくにお粥を食べさせようとして、
自分はサツマイモの部分を食べていた母。

そのくせ、お金がないためか自分だけ焼芋を食べなかった母。
母は一体、サツマイモが好きだったのか嫌いだったのか…

今年の中秋の名月の日には、
母の仏前に焼芋でも供えようかとぼくは思う。
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